story
すでに家庭教師の仲介会社が数多く存在し大手の仲介会社がある中、なぜ私たちが2020年3月2日に慶應家庭教師を立ち上げたのか書きたいと思う。率直な思いで長い文章を書いたので、読みにくいとは思うが最後まで読んでくれたら嬉しい。
これをご覧になった方は少なからず家庭教師というものをご存知であろう。家庭教師というのは家(最近は家ではない場合も多数ある)に教師が訪問し生徒に勉強を教えるというものである。ここで知って欲しいのは家庭教師には2つの契約方法があり、それは個人契約と仲介契約(わかりやすいようこう呼ぶことにする)があるということだ。個人契約というのはご家庭と教師が直接話し合って指導の契約をするものであり、仲介契約というのは仲介派遣会社を通して契約をするものである。家庭教師の契約のうちほとんどは仲介契約である。仲介契約が多い理由としては、教師と生徒が繋がりやすくご家庭にとっても生徒にとっても気軽に家庭教師を始めることができることが一番大きいと思う。ここで考えて欲しいのは本当に最初の手間が楽だからといって仲介契約を選択していいのかということである。
私自身、最初の手間が楽だからといって多くのご家庭の方が仲介契約を選択することに対して大きな疑問を抱いた。一番大事なのは契約を結んだ後の指導だと思うからだ。しかし仲介会社を通してしまうとご家庭は先生を選ぶことはできず、仲介会社が派遣する教師を選びその人から指導することになっている。ここで仲介会社を通しているのだから、どの先生も質のいい頭のいい教師が来ると思っているかもしれない。いやいや、そんなことはない。もしそう思うなら一度、家庭教師の採用面接を受けて欲しい。私自身、家庭教師をしたかったこともあり家庭教師の採用面接を4、5社受けたが、もちろん採用され、短いところで5分、長いところで1時間の家庭教師の指導のやり方を聞くだけですんなりと採用が決まる。試験があったとしても(ほんとに信じて欲しいのだが)、三角形の和が180°であることを知ってさえいれば解ける問題(小学3年生の指導要領)が出題され、難しい問題でも一次方程式の計算問題(高校1年生の最初で習うこと)が出題され、試験が終わって採用が決まってしまう。私はこのような教師の採用方法とご家庭への紹介方法で、全てのご家庭によい教師が指導に行っているとは到底思わない。慶應家庭教師は日本屈指の私立大学である慶應義塾大学に合格し在籍する教師のみから成り立っており質の良い全ての生徒に適した指導が可能である。また体験授業で教師との相性が合わない場合にはもちろん他の教師に変更を希望しても良い。
ここで一度、教師側の立場になって欲しい。やはり教師側にとって時給面は家庭教師をする上で一番気になる部分である。仲介会社を通してしまうと教師側の給料は時給1000円〜2500円の間に収まってしまう。ご家庭が仲介会社に払っている1時間の指導料金(教師の在籍している大学によって多少変わるが慶應義塾大学在籍の教師は)は3000円〜8000円である。つまりその差額は仲介会社が全て持っていってしまうのである。それでも時給2500円は高いかもしれないと思うかもしれない。しかしよく考えてほしい。家庭教師は他のバイトに比べ時間が短く週1、2しか行えないため月単位でみると、飲食店に比べて稼げるお金は少ないのである。(私の場合は仲介契約のころは時給2000円×1回の指導2時間×月4回=32000円だった)そのため家庭教師したいのだけれども、生活に必要なお金の分稼ぐことができないから家庭教師はせず飲食やアパレルなどで働いているという声を、友達同士でバイトの話になった時によく耳にする。私が、直接契約で家庭教師をしており時給も◯◯◯◯円あるというと、「いいな〜私も人に教えるの好きだから直接契約できたら家庭教師するのにな、、、仲介契約だと生活していけないからできない」という声をよく聞く。現状として、人に教えることが大好きで是非教えてみたいと思っており日本屈指の学力を誇る学生は多いのだが、お金の面がネックとなり家庭教師をしていない人が多いのである。
もし私が、家庭教師に対する情熱に溢れており人に教えるのが得意な学生が教師となり、ご家庭と繋げることはできたら、教師にとっても楽しく、生徒も質の良い指導を受けることができ、双方にとって素晴らしいメリットがあるのではと思い慶應家庭教師の運用を始めた。
ここまで読み、共感し、慶應家庭教師のことをもっと知りたいと思った方は是非とも一度他のページにも目を通して欲しい。慶應家庭教師がどのようなことを行なっている家庭教師かわかると思う。
最後に想像してみて欲しい。
情熱あふれる教師が、
一人一人の生徒にあった指導を、
教師自身も満足し楽しく行なっている姿を。